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わたしのとっておきコミュニケーション術
こんにちは、株式会社デンソーDnote編集チームです。
前回記事では、入社6ヶ月の新人ソフトウェアエンジニアがコミュニケーションの大事さをしっかりレポートしてくれました。
こんなしっかりした記事のあとで…
今回は、とあるグループのマネージャをしている私が「コミュニケーションとは?」というテーマと向き合い、実践している”あること”について書いてみようと思います。
日々社内コミュニケーションという見えないものと戦っている皆さんに、少しでも共感していただけるところがあれば嬉しいです(参考になるかどうかわかりませんが…)。
内容はとてもゆるい感じで書いていますので、コーヒー片手に気軽に読んでもらえるとありがたいです。
コミュニケーションを考えるきっかけ
私が所属するグループは、今までデンソーになかった部門で2017年に新設されました。
メンバーもある程度の人数で立ち上がったこと、新しい部門ということもあり、社内ではちょっと遠巻きに見られている雰囲気があり、グループメンバーも周囲の人もお互いに話しかけづらい印象を受けました。
しかも当社は大阪に本社があり、私達が所属する東京事業所とは物理的な距離もあって、そこもまた溝があるように感じていました。
「どうしようかなー。これ聞いてみたいけど…」
「システムのこと聞いてみたいんだけど…」
とお互いに話したいことがあっても遠慮している雰囲気ってなんとなくわかりますよね。
どうにかコミュニケーションしやすい雰囲気を作りたい!
と思ったので、自分にできそうな良い方法はないか考えてみました。
印象に残ることをやってみる
仕事をきちんとやるのは当たり前なので、それ以外にも印象に残ることをやってみようと思いました。
まずは興味を持ってもらうこと、「なにこれ?」と思ってもらうことから始めようと思い立ち、実践してみることにしました。
突然ですが、みなさんは「ジョハリの窓」をご存知でしょうか?
心理学の代表的なフレームのひとつで、対人コミュニケーションを円滑に進めるためのグラフモデルです。
私も知らなかったのですが、当社の営業から教えてもらいました。
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対人関係において、自分自身がわかっていて、且つ相手も自分のことを分かっている領域(図でいう「開放の窓」)が大きければ大きいほど、コミュニケーションが円滑に進められるという理論です。
横道に逸れましたが、コミュニケーションしやすい環境を作るため、まず自分自身を知ってもらおう、開放の窓を思いっきり開け放とう!ということで、もともと下半分(図でいう「秘密の窓」や「未知の窓」)の要素が少ない私はツールの力を得て、窓をひろげていきました。
私の住んでいる埼玉のゆるキャラで「コバトン」というキャラがいます。
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埼玉がディスられる映画が流行っていたこともあり、他県の方々にもなんとなく埼玉を意識されていた頃にこのキャラを見つけました。
「これ面白いかも」と思った私は、他県のお客様にコバトングッズを渡したらどんな反応を示すか試してみたくなり、早速渡してみました。
予想通りというか想定以上に効果てきめん!
「なにこれ?」となり、硬い雰囲気が一気に柔らかくなるのを感じました。
うんうん、良い感じ。
他にもなにかないかなと探していたところ…
モケケとの出会い
駅で前を歩いている人のリュックにくっついている「モケケ」なるものを見つけました!
モケケの詳細はこちら。
ご当地モケケということで、出張先で手軽に違うモケケをゲットすることができます。
このシュールな感じといい、脱力しててなかなか良いキャラ!
ということで、これを渡すとどんな感じなのかなと思い、社内で関わってくれた人に感謝の気持ちを込めて渡してみることにしました。
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そしたらなんと、私が最初にモケケを渡してから、大阪で話題になったらしく、他の方が出張に行ったときもモケケをお土産で買ってきてくれるようになったようです。
モケケパワー、凄まじい!!
そんなこんなで、大阪本社で私はすっかり「モケケを配る人」というイメージがついてしまいました。
私自身だけでなく、他のメンバーも大阪の人とコミュニケーション取りやすくなったような気がします。
なんで、他のメンバーも?
と思うかもしれませんね。
まだ遭遇したことはありませんが、話のきっかけが
「あのモケケ配る人のグループですよね?」
となっているような気がしなくもない…
少なくとも、こちらのグループに対する印象は変わってきたことは実感できます。
コミュニケーションの一環として感謝の気持ちを込めたモケケを渡しているのですが、ここ最近ある不安がよぎることがあります。
”モケケを押し付けているんじゃないか問題”
自分はよかれと思って渡しているけれど、押し付けがましくなると相手にとっては「ハラスメント」になってしまうのではないかと…
ということで、「モケケハラスメント(モケハラ)」という新たなハラスメントが生まれないように、良い加減でこのコミュニケーションツールを活用している日々です。
コミュニケーションと一言でいっても、色々な種類、目的のコミュニケーションがあると思います。
相手のキャラクターにもよるでしょうし、これがベスト!ということはないかもしれませんが、デンソー内では今のところモケケパワーが最強です!
そして、また新たなコミュニケーションツールを探す日々は続いていきます。次は何にしようかな…
以上、今回は私が実践しているツールを使ったコミュニケーション術をご紹介しました。
また機会があれば「ゆる記事」書いてみたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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