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プライベート展示会潜入レポート:つないだ社会イノベーションが未来を変える!

こんにちは、Dnote編集チームです。

昨年11月開催された中央電子さんのプライベート展示会に参加してきました。

”プライベート”展示会と名の通り、一般公開は行わず特定のターゲット向けに完全予約制で開催されたこの催し。

とても魅力的な展示が目白押しでしたので、このDnoteに記事として掲載させていただけないか?図々しくダメ元でお願いしましたら、、、

なんと太っ腹!通常は情報公開NGなプライベート展にも関わらず、

「ぜひ協力させていただきます!」

という有難いお言葉を頂戴しました。

ということでプライベート展示会に潜入してきましたので、その魅力を余すところなくありのままを張り切ってレポートします!

Dnoteは自社の魅力だけではなく、
当社とお取引いただいているパートナー企業様の魅力
どんどんお伝えしてまいります!!



中央電子さんご紹介

当社とは長年協業関係にあり、事業推進にあたって欠かすことのできないとっても心強いパートナーの一社である中央電子さん。

工業用・医療用・民生用・光学用、その他の電子機器・システム機器の設計・製造・販売、およびソフトウェア開発を手掛けていらっしゃり、
社内の保有技術・ノウハウと世の中にある技術を組み合わせ、製品開発・製造やシステム構築を行い、『お客様のお困りごとを解決する』ことをミッションとされています。

特に、世の中にまだ存在しない技術や製品の開発にも注力しており、『研究開発型製造業』として独自の技術革新を推進されています。

▼主な事業内容

  1. 受託開発事業
    計測・制御製品(EtherCAT、無線技術、画像・映像処理など)

  2. 自社開発製品

    • セキュリティ関連商品:入退室管理総合システム、鍵管理システム

    • ネットワーク関連商品:環境監視&設備監視、ラックモニタリング

    • ラック関連商品:19インチラック、水冷ラック、医療機器用カート

▼当社との主な協業内容

中央電子さんの遠隔監視製品と、当社のインフラ監視ソフトを連携させることで、サーバールームや局舎内の環境監視、設備監視を実現し、インフラ監視業務の省人化や効率化に貢献できます。



いざ潜入!!

そんな中央電子さんは毎年このプライベート展を開催されていて、一般公開は行わず特定のターゲット向けに、各業界向けの最新技術や新しい製品サービスのご紹介はもちろんのこと、新たな事業領域を目指す研究開発成果の発表を行っています。

そして今回のテーマは
「つないだ社会イノベーションが未来を変える!」

80分という限られた時間の中で、魅力的な展示が数多く並び、未来のビジネスや社会にインパクトを与える展示の数々に触れることができました。


▼商品事業展示エリア:ビジネスを支えるソリューションが目白押し

中央電子さんの取り組みや製品がビジネスシーンでどのように活用されるかを実際の事例を交えて展示していました。

①本社工場の環境監視事例

自社本社工場をモデルケースに自社製品がどのようにカーボンニュートラルへ役立つのかをご紹介。
・事務所フロアの温湿度監視と入退室連動による照明・空調の自動制御
・工場フロアの電力量監視
環境に配慮した未来志向のソリューションに注目が集まっていました。

②スマートファクトリーの課題解決策

工場DXをテーマに、効率化やコスト削減を実現する実例が展示されていました。
・既存設備のデータ化、可視化
・塗装工場をモデルとした作業環境の安全管理
・作業状況の可視化

③柔軟センサとエッジAIプロト機のデモ展示

衣服に縫い込んだセンサーを用いた動作分類が見える化できるデモで、実際の製品使用感を視覚的に理解することができました。

④ラックソリューションと特殊筐体の応用事例

・水冷リアドア(ファンコントローラ)
・精密機器用カート
など、実際の活用場面を想定した展示が行われ、新商品の特徴が効果的に伝わる内容でした。


▼受託事業展示エリア:信頼の技術で多彩な事例を紹介

受託開発の事例を映像や実機で紹介。
中央電子さんが提供する技術がどのように顧客の課題を解決しているのかがよく分かる展示内容でした。

①EtherCATマスタモジュールによる倒立振子デモ

制御技術の正確さと柔軟性をデモンストレーション形式でアピール。
カメラ画像から振子の位置を正確に検出し倒立制御を実演しているさまは、技術者ではない私にとってもわかりやすく魅力的な内容でした。

②尾数カウント装置の実機展示

ライン上にながれている魚の尾数をカウントする専用装置を間近で見られる貴重な機会となり、ものづくりの信頼性を実感しました。


▼新規技術開拓ゾーン:未来を見据えた研究成果の数々

最新の研究成果のプレゼンテーション。
先進技術の可能性を感じる展示内容が印象的でした。

①エッジAI デバイス「組み込みCPU ボードへの実装と評価」

リザバーコンピューティング技術を活用し高速学習が可能なAIを開発。
これを安価で省電力な組み込みCPUボードに実装し、軽量・高性能なエッジコンピューティングの実現に前進した成果は、近い未来の技術応用を考えさせられる内容でした。

②RISC-V「多量データ処理の効率化」

RISC-Vにデータアクセスを最適化した高速CPU命令を追加し、AI処理の効率向上を検証した成果の発表。
プロセッサの新たな可能性に期待が寄せられる内容でした。

③ワイヤレス電⼒伝送「リフレクトアレイによる集光反射」

ワイヤレス電力伝送の性能向上を目指し、リフレクトアレイで集光し効率的に電力を送る技術を開発。見えないIoTデバイスへの電力供給が向上した成果の発表。
まさに次世代を感じさせるものでした。


まとめ

本展示会を通じて、中央電子さんが持つ高い技術力と、未来に向けた社会イノベーションへの取り組みを強く実感しました。

展示された技術や製品は、いずれもビジネスや社会に大きな価値をもたらす可能性を秘めており、わたし以外の参加者の多くもその可能性に興味を示していました。

このようなパートナーさんが身近にいることを改めて心強く感じたとともに、「我々も頑張らねば!」とハッパをかけられた思いでした。

本記事にご興味を持たれた方は、ぜひ中央電子さんならびに当社へお声がけください。