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しっかりお話します、オウンドメディアを始めた経緯とこれから

こんにちは、東日本エリアで営業をしております木村と申します。
株式会社デンソーDnote編集チームでは、編集長?とりまとめ的なことをやっています。

さて、前回”デンソーという会社について”というテーマで当社のことを紹介させていただきました。

(思いの外)嬉しいことに多くの方に前回記事を見ていただけて、今後の情報発信の励み&弾みとなりました!

つづく第2弾は、

”なぜオウンドメディア「Dnote」を立ち上げ、情報発信をするに至ったか?”

というテーマで、そのいきさつをストーリーとしてありのままお伝えしたいと思います。

ある意味、自社の内情を晒してしまうかもしれませんが、ここは思い切って(=割り切って?)お伝えしていければなと考えています!

法人・個人問わずご自身のメディアで、日々情報発信に励んでいらっしゃる方々に、ひとりでも多くの共感を得られたら嬉しい限りです。
どうぞ最後までご覧ください。

ご意見・ご感想は↓までお問い合わせください



立ち上げのきっかけ

まず自己紹介なのですが、冒頭にもふれたように私はこのDnote編集チームに参画している傍ら、本業は東日本エリアを中心に営業マンとして主に活動しています。

その営業活動を通じて、特にコロナ禍を経て肌身に感じている環境の変化がありました。
(お客様やパートナー企業様と最前線で接しているので、幸いにそのような変化は敏感に感じ取ることができます)

その変化がこのDnoteを立ち上げたきっかけとなったことをまずお伝えしたいと思います。

その変化とはおおきくわけると2点
①事業環境の変化
②営業現場の変化

です。

それぞれを少しブレイクダウンすると以下の通りです。

これらの変化は、何も考えずに見過ごすと企業にとっては大きな事業リスクとなり得ます。
ただ逆手にとると、大きなチャンスにも見えてきました。

何をすべきか?

まず考えたのが、埋もれているナレッジやノウハウをオープンにすることです。

”ヒトモノカネ”に代表される経営資源にならぶ”情報”という資源にフォーカスして、対外的な発信を行うこと。それは副次的な効果が大きいのでは?と考えた次第です。

前回記事でふれましたが、当社は社業50年以上重ねていることから、とても多くの価値ある情報を持っています。
ただこの手の情報というのは、個々人のパソコンや頭の中に大事に仕舞ってあるケースがほとんどです。

すごくもったいない。。。SDGsじゃないですよね?

その情報をしっかりかたちにして、価値を付け加えて社会に還元することが、今後の事業活動において大切なのではないかと考えました。

そして、私自身、営業活動を行っていて感じる大事なこととして、
ストーリーを語る→なぜこの製品が作られたか、どのように活用されているか等
共感を得る→「そんな課題うちにもありますよ」と自分事として語っていただる
が出来ると、とても商談はスムーズに進んでいくケースを多く体験しています。

であれば、
そのような埋もれているナレッジやノウハウをコンテンツ化しオープンにすればいいじゃん!
ということで立ち上げを決意しました。

そして整理していく過程で、やっていきたいことはシンプルに3つに絞れました。

どのように伝えていくか?

では、そのコンテンツをどのようにデリバリーしていくのが最適か?という観点ですが、まず考えたのは自社コーポレートサイトにコンテンツを追加していくという流れ。

ただ、そもそもコーポレートサイトは会社の公式な情報を、ある意味固定的な見せ方できちんと正確に伝えていく特性のメディアです。

一方、やりたい情報発信というのは、変化に追従するためタイムリーに、そして埋もれている情報に価値を持たせてカジュアルでも良いので晒していくメディアづくりです。
しかもそれを現場社員の手によって、手触り感のあるボトムアップ的なアプローチのメディア

そこで考えたイメージとしては、家に例えるとこんな感じです。

勝手口を設けて、正面玄関からだけではお伝えしきれない類の情報を現場発信で行っていけば面白いのでは?という流れです。

ここでやりたいオウンドメディアの立ち位置、解像度がすこしあがってきました。

そして、そのプラットフォームとしては、いろいろ見聞きするなかでnoteがしっくりきました。

だいぶ要約していますがnote主な特長は以下の通り。

▼集客
・国内での利用者多数(ビジネスユースでも一般企業から官公庁まで幅広い多くの業種業態で採用)
・スマホ、PC、アプリなどマルチデバイスで手軽に閲覧
・SNSでシェアされる仕組みが整っていて、現にシェアされる記事も多数

▼運用
・独自ドメインが使える
・アカウント管理~記事投稿まで各種機能を網羅
・サーバの管理、セキュリティはnoteさんでしっかり管理
・カスタマーサポートが充実(記事作成のアドバイスなど壁打ちができる)
・記事づくりに役立つ最新機能(AIによる記事作成サポート等)が得られる

特に個人的にささったのは、ストーリーを伝えられること、そしてそれを情報資産としてストックしていけること。
(以下はnoteさんから頂戴した資料の抜粋です)

このプラットフォームを活用できれば、コーポレートサイトだけではリーチできない潜在顧客含めたすべてのステークホルダーに向けて有益なコンテンツ提供できると想いを強くしました。

ひとりで出来ることは限られる

一方、直面する課題としては、じゃあ誰が情報発信していくのか?という点です。

個人が出来ること、思いつくことなどたかが知れていますし、それこそnoteプラットフォームの宝の持ち腐れです。

ではどうするか?
近しいミッションの部署に丸投げするか?という邪な考えも正直思い浮かびましたが、そのような専門組織はありませんし、それぞれの部門が自分たちの持ち場を超えて日々頑張っています。(中小企業あるあるです)

当社の組織図はこんな感じです。

広報やマーケの専門部署があれば、そこにのっけてエイエイオー!で進めていけば良いのですが、そうもいかなそうです。。

じゃあ、組織横断で有志メンバーでやるか!と思い至りました。

このご時世なのでジェネレーションハラスメントと言われたら怖いのですが、なるべくソーシャルメディアに多く触れている(=情報発信に抵抗感が少ない)若いメンバーに参画してもらうことを意識してプロジェクトチームを立ち上げました。

結果、
幸いに技術職を中心に若いメンバーの参画が叶い、総勢9名での編集チームの船出となりました!
全社員の約1割が参画してくれることとなりました。
ざっくり役割分担は下表の通りです。

見ていただいてお判りの通りチームメンバー総出で記事づくりしていきます。

まずはここを起点にして軌道にのせて、ゆくゆくは社員全員が記事づくりに参画してもらえるような土壌を作れればと考えています。

今後にご期待ください!

いざ立ち上がった急造のDnote編集チーム。

当社としては初めての取り組みですので、色々困難にぶちあがるかもしれませんが、チームキックオフで共通認識としてのマインドセットをおこがましくも共有しました。

幸いにチームメンバーから面白そうなコンテンツネタもどんどんあがってきています!
ざっくり今後Dnoteでお伝えしていきたいことは、おおきくわけると3軸です。

そして、せっかく作ったコンテンツは、いろいろな自他メディアへ多方面展開していきたいと思います。
その概略図はこちら

コーポレートサイトにコンテンツを染み込ますのは勿論のこと、情報を届けたい業種業界向けにニッチだけど役立つコンテンツづくりにも展開していきたいと考えています。

そして、一緒に働く未来の仲間向けに採用コンテンツにも力を入れていければと考えています。

ぜひ今後のDnoteにご期待ください。


前回の会社紹介に引き続き、今回は
”なぜ、どうしてDnoteを立ち上げたのか?今後何を伝えていきたいのか?
をお伝えしました。

まだ走り始めなので、今後どのような方向にDnoteが育っていくのか?自身としても楽しみに発信していきたいと思います。

法人・個人問わずご自身のメディアで情報発信に励んでいらっしゃる方々に、ひとりでも届いたら嬉しい限りです。

ということで、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回記事もどうぞお楽しみに!

【編集後記】
本記事に掲載している画像ですが、トリム(トンボ)やカラーバーが入っています。

「なんだ?校正前で不格好だな」

と思われるかもしれませんが、これは意図してやっていまして、カジュアルな手触り感をそのまま表現するため、素人が考えたちょっとしたアイデアです。
主旨ご理解&ご容赦ください。


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